×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

レ モ ん 日 記



2001年7月18日

・レモンの達人を目指して

レモン写真
↑緑の濃いもの、レモンイエローに
変わりつつあるもの
その1:上手なレモンの買い方

レモン愛好家のみなさんは、新鮮な国産レモンが十分に供給されていない現在の状況に強い不満を感じているのではないでしょうか。約9万トンの国内年間消費量のうち国産は3千5百トンとわずか4%しかないのです。
そんなわけですから、なかなかみなさんの手元に届きにくくなっているのです。それに加え流通も取り扱い数量が少ない分、いきおい、大都市圏に集中してしまうのです。レモン生産者としては、本当にレモンの好きな方にダイレクトでお届けしたいのですが、個別配送になるとどうしても送料が高くついてしまうのです。こんな状態を早くなんとか改善しないとレモン愛好家がいなくなってしまうのではと危惧しています。何か良い方法はないものでしょうか。

というわけで今回は、こんな流通事情の中でも、いかに新鮮なレモンを買い求めるかというノウハウをお届けします。

最近のお店の果物コーナーには産地が表示されているので国産かどうかはすぐにわかりますが、おいしいレモンを買い求めるには鮮度を見分けることが一番です。鮮度の見分け方の基準は人間の場合とほぼ同じです。肌がピンピンに張って艶々していること、萎びたものは収穫してから相当時間が経っているか保存状況が良くないわけですから、手を出さない方が無難です。指で抑えても固いくらいのものが安心です。
次に手に取って見て重量感のあるものは果汁がたっぷりつまっています。果皮が厚かったり、熟度が十分でないと果実の大きさの割には軽く感じるのです。試しにそこに並んでいるレモンを全て手に取って試して見て下さい。全部同じようだったら品質が同等で安心できるということです。

レモン写真
↑鮮度の良いものはこのように
切り口が盛り上がる
これから12月までに出回る緑色の国産レモンでは、緑色が濃い過ぎるものは熟度が十分でない場合もあります。少し色がさめかけたくらいの方が安心です。肌もガザガザのものは果汁量が不足気味のものがありますから注意して下さい。そういう果実は手に取ると軽い感じがします。果皮がツルツルでニキビのような油胞が大きく透けて見えるものが安心です。この油胞の中に香りの成分がいっぱい詰まっているのです。
香りの質も判断材料になりますが、収穫時期によって多少異なった香りとなるので言葉ではなかなか言い表せませんが、鮮度の良いものはシャープではっきりした香りを強く放っています。
また、これは店頭では実験できませんが、本当に新鮮なレモンは半分に切ると果肉が見る見るうちに盛り上がってきます。この盛り上がりが大きく早ければ早いほど、新鮮な証拠なのです。

こういうレモンは、ラップに包んで冷蔵庫に入れておくと6か月(試験場の実験データから)はもちます。もちろん、その間に緑色からレモンイエローに変化しますが、ほんのわずか水分が蒸発するだけで品質は変わりません。よくテレビなどで冷蔵庫で腐らすもの一番としてレモンが上げられていますが、レモンは生きているので、そのままで冷蔵庫に入れるとドンドン水分が蒸発してしまうのです。ラップに包んで冷蔵温度に下げると仮眠状態になるので保存期間がとても長くなるのです。適温は野菜室くらいなので、あまり温度を下げ過ぎるのも禁物です。店頭で萎びているレモンはたいていこのラップなしの冷蔵状態が続いたものです。
あまり鮮度の良くないものや不注意から鮮度が落ちたものは、早目に果汁を搾り冷凍しておくと1年くらいは十分もちます。また、冷凍するときには一度に使用する量だけに小分けしておくと便利です。

国産レモンも産地や流通によって千差万別、みなさんの鮮度を見分ける厳しい目が、良い産地づくりに結びつくと信じています。

先に紹介した簡単な方法で良いレモンを買って、上手に使いきり、この暑い夏を乗り切って下さい。



2001年7月3日

・レモン畑のそばで、、、、

レモン写真 レモン写真 久し振りの男性的な梅雨で数日間に135ミリも雨が降り、夏の渇水の心配はしなくても済みそうです。これでレモンが一段と大きくなることでしょう。

梅雨の中休みは、畑も山も草いきれで蒸せかえり、立っているだけで頭がくらくらしそうな日差しです。そんなレモン畑のゲシ(斜面)にこんなものがありました。島ではクイイチゴと呼んでいますが、学名はナワシロ(苗代)イチゴというんだそうです。田んぼの苗代を作る頃に赤い実をつけることからそういう名前が付いたのですが、現在の稲作ではもう田植えも済んでいますので、この辺で名前を変えた方が良いのかもしれませんね。

昔の子供達はこの赤く熟れたクイイチゴを争って摘み取り、両手に一杯にしてから大きな口を開けて頬張ったものです。もちろん、果物屋さんで売っているイチゴと違って甘さはそんなにないのですが、いつもお腹を空かしていた子供達にとってとても楽しいおやつでした。いつかどこかで、見かけたらちょっと試しに味わってみて下さい。甘さ一辺倒の市場果物に洗脳されている方は、意外とはまってしまうかもしれませんね。日本の野山には、まだまだ、こんな食べ物がいっぱい眠っているのです。自然の恵みはもっと大切にしたいものですね。

レモン写真レモン写真 そんなことを考えながら、振り返ると、足元にもうセミの抜け殻がありました。暑いはず、いよいよ夏本番です。

●写真解説
上左:クイイチゴの赤い実 上右:クイイチゴのなるゲシ
下左:アブラゼミ?の抜け殻 下右:ニイニイゼミの抜け殻





2001年: 1月-6月
2000年: 3月 / 6月-9月 / 10月
1999年: 1月 / 2月-12月
1998年: 5月-6月 / 7月-8月 / 9月-10月 / 11月



 岩城島では、このホームページ上にレモン博物館を建設しようと考えています。
 つきましては、レモンに関するあらゆる情報を集めたいと思いますので、このページの読者の皆さんが持っているどんな情報でも結構ですから、どしどしお寄せ下さい。
 また、博物館のコンテンツについても、ご意見ご要望等をお寄せ下さい。
 なお、博物館の学芸員も募集したいと思います。学芸員の資格分限はレモンに関するエキスパートであること、博物館の建設にボランティアで協力できることの二点のみです。(こんな厳しい条件で本当に集まるかどうか不安ですが、、、)
ちょっと変わった、楽しい「レモン博物館」ができるよう、よろしくご協力のほど、お願いいたします。

「レモン博物館」建設計画案ページはこちら




岩城村HOMEへ