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第1回:観音堂の龍
西部(にしべ)に飛騨匠が建てたという立派な観音堂がありました。そんな西部にいつの頃からか不思議な事が起き出したのです。鶏が血の跡や羽を残さず次々と消えてしまったのです。 ある日、村のジイサマが観音様にお参りし、ひょっと天井の龍の絵を見ると、その口の回りに鶏の羽がくっついているではありませんか。和尚さんも見上げてビックリ。早速、墨で龍の目も口も真っ黒に塗りつぶしてしまいました。
以来、西部の鶏は消えなくなったということです。
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