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釣り情報10.7 ギザミの「秋の暴れ食い」始まる〜長江瀬戸 島諸部のギザミは潮の流れが早いので味が良いと評判です。そのギザミが冬に備えて食い溜めを始める季節がやってきました。地元では、この現象をギザミの「秋の暴れ食い」と言います。ポイントに当たると大型のギザミが次から次へと「入れ食い」状態です。良く肥えた大型のギザミは刺身によし、塩焼きによし、唐揚げによし、と台所をあずかる主婦からも熱望されています。 それが、今年は何故か、長江瀬戸で良く釣れています。海砂採取の濁れの影響が少ないせいかもしれません。本来、磯の近くの砂地が好きで、早寝早起きを励行し夜は砂に潜ってグッスリ眠ります。この習性が禍して、晩秋から初冬にかけての夕暮れ時や冬の早朝に砂のベッドからいきなり叩き起こされ、憐れ捕らわれの身となる訳です。しかし、この「ギザミ掘り」漁も、今ではその網代を知る人も少なくなってしまいました。時と場所さえ合えば、これほど楽な漁はないでしょう。 余談ですが、このギザミは、性転換が得意でアオギザミと呼ばれる一番大きい薄緑色の雄が、美しい雌のアカギザミを従えハーレムを形成します。何かの拍子にアオギザミがいなくなると、二番目に大きいアカギザミがすぐさま雄に性転換する訳です。種の保存に適応するためとはいえ、あまりの素早い変身に、ちょっとばかし、羨ましさを感じるほどです。 |
釣り情報7.14 一本釣りのヒロヨシさん 津波島沖やワカ洲で、アジが値崩れするくらい好調です。食べ飽きた人もかなり増えてきました。しかし、サバの姿は相変わらず見えないようで刺身が食えないのが残念です。 キスは佐島の蛸崎の沖でボチボチといったところでしょうか。今年はギザミ(キュウセンベラ)が全体的に不漁のようです。この夏の小魚の代表選手を待ち望んでいた向きには、さぞ、がっかりされたことでしょう。餌取りの名人クサフグが岸近くに大群で泳いでいます。 |
釣り情報5.26 情報源は釣り師・ヒロチャン アジ、サバの大型が好調!!津波島の沖、若洲の北西側海域でアジ、サバの大型が好調です。上げ潮、下げ潮とも好調で、朝の2時間で大型を30本という情報も入っております。津波島の南側は上げ潮に好調ということです。 岩城島の南側、ワンワン瀬の赤い浮き灯台周辺は、まだ少し時期が早そうですが、6月中旬以降から上げ潮下げ潮ともサバの良型が期待されそうです。シロギスは、トントン島沖の上げ潮、下げ潮とも20センチオーバーの良型が40から50尾くらいと好調です。岩城・西部沖のタイの洲でも好調です。 |
主なポイント地図 |
投げ釣り:西部海岸、長江港、菰隠海岸(カレイ、アイナメ) さぐり:小漕港、長江港防波堤(メバル、ホゴ) 船上:赤穂根津波島周辺(アイナメ、ホゴ) さびき:岩城港桟橋(コアジ、サヨリ) 船釣り:赤穂根島初浜沖(ホゴ、メバル) |
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