180分の夢

山頂に登って2時間が経過した頃、天候が回復しはじめ、日光によって雪がとけはじめた。とけはじめると雨が降っているのかと思うくらいザーザーと音をたてて雫が落ちていた。ものの30分もすると、ほとんどとけてしまった。私にとってそれは、夢のような180分だった。